オーバーフェンス/心の闇を糧に…。

 

どうも、こんばんはライです^ ^

今回レビューする作品は「オーバー・フェンス」です。

 

オーバー・フェンスの予告編はこちら

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この作品「オーバー・フェンス」は2016年に製作された作品で、「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」で一躍有名となった不遇の作家「佐藤 泰志」の芥川賞候補作を、「オダギリジョー」、「蒼井優」、「松田翔太」ら豪華キャスト競演で映画化した「ヒューマン・ドラマ作品」です。

 

製作年:2016年

製作国:日本

監督:山下 敦弘

脚本:高田 亮

製作:永田 守

出演キャスト:オダギリジョー(白岩 義男) , 蒼井 優(田村 聡) , 松田 翔太(代島 和久) , 北村 有起哉(原 浩一郎) , 満島 真之介(森 由人) , 松澤 匠(島田 晃) , 鈴木 常吉(勝間田 憲一) , 優香(尾形 洋子)

 

では今回も「あらすじ」+「感想」についてお話ししていきたいと思います^ ^

 

オーバー・フェンスのあらすじ

原作者が職業訓練校に通った自身の体験を交えてつづった小説をもとに、それぞれ苦悩を抱える孤独な男女が共に生きていこうとする姿を描き出す。妻に見限られて故郷・函館に戻った白岩は、職業訓練校に通いながら失業保険で生計を立て、訓練校とアパートを往復するだけの淡々とした毎日を送っていた。そんなある日、同じ訓練校に通う代島にキャバクラへ連れて行かれた白岩は、鳥の動きを真似する風変わりなホステス・聡と出会い、どこか危うさを抱える彼女に強く惹かれていく。

映画.com:http://eiga.com/movie/82216/

 

感想(ネタバレ注意!!)

まず今作について一言で言うと「どこかで見た雰囲気だな…」です。

この作品「オーバ・フェンス」ですが、以前記事を書いた「そこのみにて光り輝く」と言う作品の原作を書いた「佐藤 泰志」さんの「函館3部作」の最終章がこの作品「オーバー・フェンス」です。

 

オーバ・フェンス 感想 独特な作品

「佐藤 泰志」さんといえば以前にもお話ししましたが、様々な作品を作り出した作家でありながら運に恵まれず、いつも芥川賞目前で賞を受賞できず、自ら命を絶たれた不遇の作家さんですが、この方の作品は独特ですね!

今回の「オーバー・フェンス」を見て改めてそう感じさせられました。

実は見始めた瞬間から「そこのみにて光輝くとどこか似ているな」とは思っていたのですが、まさか原作が同じ作家の方だとは知らず、見終わってから「やっぱりか。笑」となりました。笑

そんな今作ですが、正直言って特別珍しい内容の作品ではありません。

むしろありきたりな日常を彷彿とさせる内容。

ですが、その表現の仕方が非常にうまく、それは「佐藤 泰志」さんだからこそだと私は思います^ ^

 

そんな今作「オーバー・フェンス」ですが、ジャケット画像からは想像できないような「暗い感じの雰囲気の作品」です。

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「オダギリジョー」と「蒼井優」を含め、「オダギリジョー」と同じ職業訓練学校に通う同級生達もワケありな方達ばかりで、みなさんそれぞれ背負っているものがありながらも良い方向へ向かおうとする姿勢などがうまく描かれている作品です。

この辺は人によっては「現在」もしくは「過去」に同じような経験をされた方もいらっしゃると思うので、そういった方は尚、感情移入して見ることのできる作品だと思います^ ^

我々がいきている現実世界の不条理な現実を目に見える形で「ぎゅっ」とした…そんな作品です。

 

そんな今作「オーバー・フェンス」ですが、先ほども言ったように内容はまあ「そこのみにて光り輝く」を見ていればそんなに珍しい作品だとは思いません。

「オーバー・フェンス」は「オーバー・フェンス」で「そこのみにて光り輝く」より優れている部分ももちろんありますが、私が個人的に注目してほしいポイントがあります!!

それは女優「蒼井 優」さんの演技です。

正直言って今作を見るまでは「蒼井 優」さんのことを「別に美人でもないし、特別華のある女性でもないのに」ぐらいの認識だったのですが、今作「オーバー・フェンス」を見て印象がかなり変わりました!!

まず今作の「蒼井 優」さんは私の知っている「蒼井 優』さんではありません。笑

もちろん女優さんとしていい意味でですが、こんな演技で人が変わると感じた女優は「蒼井 優」さんが初めてかもしれません!!

今作での「蒼井 優」さんは精神的に不安定な女性を演じており、「笑ったり」「怒ったり」とにかく感情の起伏が激しい女性の役を演じているのですが、この感じが本当に「誰?」と言いたくなるレベルの演技をしており、かなり役柄とマッチングしていると私は思いました^ ^

「特別美人ではない」「華があるわけでもない」そんな「蒼井 優」さんが「なぜ女優になったのか?」それが今作に全て詰まっていると私は思います。

 

オーバ・フェンス 結末

最後に今作「オーバー・フェンス」の結末についてですが、意外とあっさり終わってしまいました。笑

この部分に関しては個人的にはちょっと残念…。

結局「オダギリジョー」演じる「白岩」と「蒼井優」演じる「聡」が結ばれたのか?

話の流れからして結ばれているとは思うのですが、割と暗い雰囲気の作品だっただけにラストははっきりとハッピーエンドにして欲しかったと思うところではあるのですが、「そこのみにて光り輝く」の時と同じく「パッ」としない結末だな…という印象の結末でした。

まあでもこの感じが「佐藤 泰志」さんらしいのかもしれないので、これはこれでありなのかもしれませんね^ ^

 

まとめ

これで「オーバー・フェンス」のレビューは終了です。

普通にいい作品だと思います^ ^

この独特な雰囲気は好きな人は好きな雰囲気だと思います♪

逆にどちらかというと「ダラダラ」「ドロドロ」する作品なので、その感じを求めていない方は見る前に一度考えた方が良いかもしれない作品です。

個人的には今作に興味があるのであれば見ていい作品だと思いますし、「そこのみにて光り輝く」を楽しめた方なら、まず楽しめる作品でしょう!!

この作品に評価をすると3.5/5.0といったところです。

では今回はこの辺で♪

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